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世界王者が誕生しました

2022.06.20 / アルプスピアホーム[本部]スタッフブログ

みなさんこんにちは!

 

人財戦略室の塙です!

 

今回は人生で初めてボクシングの大会を見に行ったお話をします。

 

5月30日、私は後楽園ホールにいました。

 

 

東京出身ということもあり、東京ドーム、水道橋は何度も行ったことがありますが、

後楽園ホールは今まで足を踏み入れたことがありませんでした。

 

 

後楽園ホールに何をしに行ったのか??

 

こちらの試合を見に行ったからです!

 

 

このポスターの右上にいる女性、小澤瑶生さんというのですが、この方の応援に行ったのです!

 

実はこの方、長野県は辰野町の出身であり、私の妻の幼馴染でもあります。

そのため、私も何度か会ってお話したことがあるお知り合いです。

今回はなんと、「出産後の復帰戦」かつ「3年ぶりの試合」かつ「ベルトをかけた王座戦」という

とんでもないチャレンジをするということで、

これは応援に行かなくては!と足を運んだ次第でございます。

 

とはいえ、内心ドキドキです。

ボクシングの試合自体生で見たことがないのでどんな迫力なのか分かりません。

さらにこの小澤選手、今年のお正月にあったときは小さいお子さんを抱く普通のママだったからです。

 

会場につくとこんな感じ。

 

めちゃくちゃ近い上に意外とこぢんまりとしており、

対角にいるお客さんの顔まで見えてしまうほど。

 

試合は一日で5試合あり、第一試合から第四試合までは男性の選手の試合でした。

正直なところ、小澤選手の試合を見に来た「にわか」でしたが、

試合が始まってすぐにボクシングにハマる人の気持ちが理解できた気がしました。

 

ちょっと自分の話になってしまいますが、私はボクシングの経験はありませんが、

剣道2段、柔道初段と格闘技系のスポーツをずっとやっていたこともあり、

一瞬で試合が決まる緊張感、そして鍛え上げてきた選手たちのスピード、パワーを見ると

忘れかけていた心の中にある闘争本能のようなものに気づかせてもらいました。

 

そうして気が付けば最後の試合、

ついにベルトをかけた小澤選手の試合が始まりました!!

 

(左側の選手が小澤選手)

 

正直申しますと、いろいろな感情がこみあげてきて、あっという間に試合は終わりました。

「いまポイント優勢だよな」「相手の選手手数が減ってきたな」というような冷静な感情だったり、

「お願いだからケガしないで」という感情、「絶対に勝ってくれ」という感情、

「そこだいけー!!」というような感情、短時間でいろいろと感じさせていただきました。

 

そして私は女子のプロボクサーを完全に舐めていました。

確かに映像で見たりすると、男性に比べればスピードもパワーも劣ります。

しかし生で見てみると、本当にとんでもないです。経験したことがない迫力がそこにはありました。

 

そして試合の結果は…!!

 

 

なんとチャンピオンを下し勝利!!

 

なんと長野県出身の小澤選手がWBO女子世界スーパーフライ級の王者になったのです!

こんなに素晴らしいものを見せていただいていいのか、

というほど感動しましたし、とにかく安堵の気持ちでいっぱいになりました。

 

奥さんは泣いてるし。

そりゃそうですよね。

幼馴染がボコボコにされながら戦って、戦い抜いて、世界一になったんですから。

 

本当におめでとうございます!!!

 

小澤選手、これからの進退は追って考えていくとのことでしたが、

女子プロボクシングの業界はあまり有名ではなく、日本人が世界一になってもあまり話題にはなりません。

実は辰野町出身の選手が世界一になったんだよ、ってことを少しでも皆さんにも知っていただければ幸いです!

 

 

それではまた!

 

( アルプスピアホーム [本部] )

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