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ナフサショックは終わったのか?
2026.06.28 / APHグループ[長野・松本土地情報館]スタッフブログ

結論から申し上げると、
「ピーク時の混乱は落ち着きつつあるものの、終わったとは言えない」
というのが現場の実感です。
2026年春に発生したナフサショックは、断熱材や配管材、樹脂製品など住宅建築に欠かせない建材の価格高騰や供給不安を引き起こしました。住宅業界では設備機器の納期遅延や価格改定が相次ぎ、多くの住宅会社が対応に追われました。
現在は一部メーカーの供給体制も徐々に安定し始めています。しかし、ナフサ価格そのものは依然として高い水準で推移しており、建築コストへの影響は続いています。
ナフサショックとは?
ナフサとは、原油から精製される石油化学製品の原料です。
住宅業界では、
・断熱材
・給排水配管
・樹脂サッシ
・外壁材
・住宅設備機器
など、多くの建材に使用されています。
そのためナフサ価格が上昇すると、住宅建築に必要な資材価格も上昇し、住宅価格全体に影響を及ぼします。
住宅市場で起きている変化
住宅価格は大きく、
・土地代
・建築費
・諸経費
で構成されています。
近年は建築費の上昇が続き、住宅会社としても販売価格へ一定の転嫁をせざるを得ない状況となっています。
一方で、お客様の住宅購入予算が同じペースで上昇するわけではありません。
その結果、
「少しでも土地価格を抑えたい」
「総額予算の中で満足できる住まいを実現したい」
という考え方が、これまで以上に強くなっています。
私たち住宅会社でも、建売住宅の価格設定や土地の仕入れ判断を見直す場面が増えました。建築費が上がる時代だからこそ、土地の仕入れ力が住宅価格を左右する時代になってきています。
土地選びの重要性はさらに高まる
これまでは「多少高くても立地を優先する」という考え方も多く見られました。
しかし建築費が上昇する現在は、
「限られた予算の中で、どのような土地を選ぶか」
がこれまで以上に重要になっています。
駅や学校へのアクセス、買い物環境、日当たりなど、立地と価格のバランスを見極めることが、将来の満足度や資産価値にも大きく影響してきます。
不動産会社に求められる役割
このような時代だからこそ、不動産会社には単に土地を紹介するだけではなく、
・将来の資産価値
・建築費とのバランス
・売却時の流動性
・地域の将来性
まで踏まえたご提案が求められます。
私たち松本土地情報館でも、
「他社のお客様にも選ばれる土地か」
という視点を大切にしています。
将来的に売却する際にも買い手が見つかりやすい土地は、資産価値を維持しやすいからです。
最後に
私は、「良い事業は土地から始まる。良い未来は信頼から始まる。」
という考えを大切にしています。
建築費が上がる時代だからこそ、土地選びで差がつく時代になりました。
ナフサショックが終わったかどうかではなく、その環境変化の中でどのような土地を選び、どのような住まいづくりをするか。
そこがこれからの住まいづくりの大きなポイントになると考えています。
松本土地情報館は、これからも地域の皆様へ最新の不動産情報をお届けしながら、一人でも多くのお客様のより良い住まいづくりをお手伝いしてまいります。
(不動産部 大脇 敬一郎)
( APHグループ [長野・松本土地情報館] )
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不動産部
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